きりたんぽ**kiritanpo!!!!!**
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“たんぽ”と“きりたんぽ”?

1本そのままの形のものは、正確には「たんぽ」といいます。きりたんぽの由来にかかわりますが、「たんぽ」とは、槍の鞘(さや)のことで、コレに形が似ているからだそうで(練習用の槍という説もあります)、「たんぽ」を「切る」から「きりたんぽ」というのだそうです。鍋に入れるときに切ってある形が「きりたんぽ」と、いうわけです。なお、地元では、きりたんぽが入った鍋を指して「たんぽ」という場合もあります。

きりたんぽ鍋

きりたんぽの広がりには、醤油の普及が大きく影響しているといわれています。明治ころ、醤油の醸造が一般化していくのとともに、家庭の庭先で飼っていた地鶏を使った「鶏かやき」にたんぽを入れ、「きりたんぽ鍋」として広まりました。きりたんぽ鍋は、郷土料理(=家庭料理!)ですので、もちろん、家庭によって具材や味付けが少しずつちがいます。きのこの種類がちがったり、または、複数種類いれたり、鶏肉は親鶏を入れるとか、地鶏の若鶏じゃないといけない、という具合です。ここでは、一般的にきりたんぽ鍋に入れる食材をご紹介します。

きりたんぽ鍋

 

きりたんぽ鍋**ギンダケ**

きりたんぽ

一本そのままの「たんぽ」とは区別され、「きりたんぽ」の状態になったものを鍋に入れます。一般的には、2〜3等分の斜め切りにします。味がしみこみやすいように、ちぎって入れる場合もあります。炊いたご飯を軽くつぶし、おにぎり状にしたものを、杉の棒につけて焼きます。杉の木の香りと、ご飯の香ばしい香りが独特の風味と雰囲気をかもし出します。

きりたんぽ鍋**比内地鶏**

比内地鶏

きりたんぽ鍋にはもともと「比内鶏」のだしと肉がよく合うとされていました。比内鶏は、純粋な日本地鶏で、学術的な価値も高く、昭和17年に国の天然記念物に指定されたため、食用にできなくなりました。そこで、比内鶏を原種として開発された「比内地鶏」を用いるようになりました。いまでもこの組み合わせを超える鶏肉はないといわれています。

きりたんぽ鍋**ギンダケ**

きのこ類

左写真:ギンダケ(=銀茸)はシモフリシメジのことです。だしがよく出ます。量が採れないうえに、傷みやすいので、収穫後、すぐに食べます。缶詰になっているものもあります。ちなみに、金茸(キシメジ)というきのこもあり、こちらもきりたんぽ鍋とよく合います。

ギンダケのほか、シメジ、舞茸、なめこなどもきりたんぽ鍋によく合う食材として人気があります。

きりたんぽ鍋**根ゼリ**

根ゼリ

セリには、茎と葉を食べる「葉ゼリ」と、根っこごと収穫する「根ゼリ」がありますが、きりたんぽ鍋に入れるセリは、根ゼリです。セリの香りがなければきりたんぽ鍋ではない!といっても過言ではありません。根っこがついた状態で売られています。地域によっては、根も鍋に入れて食べます。さくっとした歯ざわりと、なんといっても香りです。クセがあるので、好き嫌いがわかれますが、一般的にきりたんぽ鍋にはよく使う食材です。

味噌つけたんぽ

たんぽに味噌をぬって焼いたものを「味噌つけたんぽ」といいます。米と味噌の香ばしい香りがなんともいえません。お料理というよりは、おやつに近い食べ物です。味のイメージとしては五平餅に似ています。この形こそがきりたんぽの原型という説もあります。